大阪生活

大阪生活の記録

今年買ってしまうであろうもの一覧

表題の通り。物欲は留まることはなく収入以上に膨らみ続け、自分に言い訳をしつつ買ってしまうのが世の定め。おそらく2019年のうちに買ってしまうであろうガジェット類を紹介するよ。

1.車

100年前から言ってるけれど、買うとしたら少し古いニッサンラシーンゆるキャン△に出てたとかいう理由で欲しくなったワケじゃないよ。

halcamp.com

最初に見たのが確か2018年の1月7日、ちょうど2年前ですか。友人が神戸に来たので神戸を案内(?)したときに、異人館近くで見つけたのがキッカケだったはず。デザインが格好いいというただそれだけの理由で欲しくなったはじめての車なので、いつか買うと思う。というより4月に転勤が無かったらきっと買う。ああ、カーセンサー見てたら欲しくなってきた……

そんなに長い間乗れる車じゃないと思うんだ。けれど一生のうちで最も手に入りやすいタイミングは常に今。だから買えるうちに買っておきたい。150万あれば買えるなんて安いもんですよ。ねぇ、ランクルとかBMWのXシリーズよりはずっと安いもんね。

2.Hasselblad 500C/M

ゆーて中判カメラなんてマニアのカメラでしょ、って考えていたけどぼくはカメラ沼に片足を踏み込んでいるから買うんだ。必要だから買うんじゃない、ただ欲しいだけ。

sunset-camera.com

これを使ったらどんな写真が撮れるんだろう、って想像するのが楽しい。実際に手にした瞬間は嬉しいだろうけど1秒後には激しく後悔するのが容易に想像できるので、まとまったお金がドッカンと入ってきたときじゃないと買えない。自分でもアホだとは分かっているけれど、カメラが趣味の一つに数えられてしまう今としてはもう仕方がない。毎週飲み会が4,000円、月に16,000円。それを一年続ければ同じくらいお金は飛んでいくよ。海外旅行に一回行くと考えれば、20万なんて痛くも痒くもないよ。とはいえ当初はコンデジに6万は高いって言っていた人間が、たった2年のうちに10万のレンズをホイホイ買ってしまうんだから社会人ってのは恐ろしい。お金は悪魔だ。

まあ、前にも書いたかもしれないけれど趣味なんて結局自己満足なんだから、何にお金と時間を費やそうが決して責められるもんじゃないんだって。車の足回りにお金をつぎ込む人もいるし、それこそお酒やタバコだって積もり積もれば相当な額になる。映画鑑賞にも旅行にも、フットサルやライブ通いだって結構お金かかるよ。趣味にかけるお金の額を判断基準にして他人を批判するのは辞めよう(戒め)。なのでぼくのこのカメラだって仕方のない出費なんだ。一年に50万も使ってないんだから褒められたもんでしょ。

3.Flektogon 35mm f2.4

例によってカメラ周り。4万あれば買える最高のレンズ。5万あればPlanarだけど、ひねくれているからまずはフレクトゴンを買おうと思う。今持ってるX-Pro2の標準レンズとして使ってるのはTakumarの35mm。若干F値が大きく、もう少しボケたら楽しいかなって思ってこれを選んだ。ただ単にボケを求めるならそれこそVoigtlanderだったり中華レンズだったりと選択肢は沢山ある。ただ、フレクトゴンは写りがとっても良い(とブログには書いてあった)し見た目も上々だし、何より持っていて楽しそう。今のカメラは写りも大切だけどそれ以上に持っていて楽しいか、写していて楽しいかで選んだので、見た目や手に持ったときの優越感でレンズを選んでもいいんじゃないの。

sunstar78.hatenablog.com

4.リングヂャケットのスーツ

淀屋橋あたりに店舗があって、会社帰りにたまに見てたら欲しくなっちゃった。ただそれだけ。

正直今持ってるスーツでは日常が回らなくなってきた。仕事柄スーツでプラント入ることも多く、選んだのは比較的ハードな使用にも耐えられるスーツ、もしくは汚れても後悔しないような価格帯のスーツだった。割とハードな現場へ行くときには県民共済で作ったスーツ、通常はスーツセレクトのを、気合い入れた商談ではJPRESSのを着ている。

ここで欲を言えばスーツセレクトとJPRESSとの間のスーツが欲しい。もう社会人4年目になるようで、県民共済とはさよならしたい(県民共済スーツはいよいよ焦げたら捨てようと思う)。今後スーツを着る仕事に就き続けるかは全然わからない。作業服になるかもしれないし私服かもしれない。でもアラサーなんだしちょっといいスーツも持ってていいんじゃないでしょうか。

5.ペリカンのキャリーケース

重いしタイヤの音がクソみたいにデカイから使いづらい。でもそういうところ含めてすき♡になっちゃった♡

yamasha.net

カメラと作業用品を纏めて持ち運べるキャリーケースが欲しかった。毎週2日以上は出張している関係上移動はとにかく多い。出先にカメラを持っていけたらそれはきっと楽しいでしょう。ただ、安全帯やヘルメット、安全靴がケース内で幅を利かせている現状ではカメラを満足に持ち運べる環境ではない。きっとこのハードケースがあれば、日本各地に安全にカメラ類を持っていけるだろうし、仕事で起きた不測の事態にもヘルメットや安全靴があれば対応できるので欲しいんです。中田商店あたりで売ってないかな……

www.nakatashoten.com

簡単に思いつくのはこれくらいかな。年末に答え合わせするのが楽しみ。

新春初夢フェア開催

明けましておめでとう。今年もよろしく。

表題の通り、新春は初夢フェアということで昨日今日と見た夢を書き残しておく。

1/1-2

舞台は地元の中学校。中学の友人と高校の友人が集って何かをしている。よく見ると、車に撥ねられて血だらけになっている自分が担架の上で事切れていた。どうやらこれからぼくは司法解剖に回されるらしい。高校同期のSがぼくの頭蓋骨を開けて中から脳を取り出す。自分が天の視点なのでぼくは本当に死んだようだ。ステンレス製の容器に入れられた脳の表面を彼がゆっくりと剥がすあたりで目が冷めた。

1/2-3

大学の後輩、長髪のギタリスト(後輩)とぼくと武蔵美のショートカットのボーカル(同期)とバンドを組む相談をしている。学祭にでも出るつもりなのか、現役生にはバレないように多少気を遣い、大学近くの喫茶店で何を演奏するか相談していた。ここで問題なのは、ギタリストやボーカルのいずれとも全く面識がなく、というより彼らが実際に存在しないという点だった。見ず知らずの人たちと親しげに会話できるのも夢の中ならでは。フランク・シナトラの「あなたはしっかり私のもの(I've got you under my skin)」を演ろう、と話がまとまった気がする。

www.youtube.com

そんなわけでとりあえず見た夢の報告です。

夢は脈絡なく展開し結論もふわふわ、でもそれがいい。

聖夜は21時に

世間が賑わうクリスマス・イブがやってきた。ぼくは今日もぱしょこんに向かってカタカタキーボードを打っている。気分をageるためのBGMを流してみた。

www.youtube.com

クリスマスといえばクリスマスプレゼントが欲しい季節でもあるわけで、自分宛てのクリスマスプレゼントを幾つか検討している。さて何を買おうか。欲しいものはそれこそいくらでもあるけれど、実際に使うか、そして末永く愛着が持てるものであるか、買って数ヶ月で後悔しないかという点をよくよく考えてみるといまいち良い結論が出ない。

Yogiboのクッションを買ってみた。びっくりするほど大きくてうまく部屋に収まらない。でもクッション性がとんでもなく素晴らしいからまあ良しとする。次に何を買おうか。まず考えたのは前々から言っているXF35mm f/1.4だ。でも冷静に考えてレンズ一本に5万って高いよね。だからもう少し安く手に入るときに買うか今回は見送るか、という決断をした。

じゃあ何を買おうか。そんなの知るわけないよ。ピザでも頼んでみようかしら。

ココア

実家からコストコのココアが届いた。SwissMissのマシュマロが入っているやつ。どれだけお湯を注げばいいのか適量がわからないので、普通サイズのマグカップに一袋入れて8分目くらいまでお湯を注ぐ。お湯加減が少ないからか、毎度いつも濃いココアが出来上がる。冬場にはこれを飲みながらぼんやりするのが好きだ。

きっとSwissMissのココアなんてそのへんでも簡単に手に入るんだろうと思うよ。アマゾンなんかでも売っているらしいし、最寄りのカルディにも当たり前に並んでそう。でもぼくにとってこのココアはコストコでしか買えない味で、毎回飲みきれずに冬を越すことになるちょっとしたタンスの肥やし。

今は劇場版けいおん!のEDを聞きながらこんな時間なのにパソコンへ向かっている。今日は天気がいいらしく、できれば洗濯しちゃいたいと思ってはいるのだけれど、xf35mm f/1.4Rのレビューサイトを眺める仕事が残っているし、取引先から進捗確認のメールが入ってきているのも知っている。

ああ、そういえば今週は三連休なんだった。弊社が本当に三連休かはまだ確認していなくて、世間的に三連休なので弊社もきっと三連休であろうという希望的観測に沿って昨日、今日とスケジュールを立ててきた。もし本当は明日が出社日だったとしたらぼくは爆発四散するぞ。前二日で体力を残さず使い果たして最終日に回復させる予定だから……

年末だね。あっという間に年末だ。大阪生活も四年目に突入しそうで、山手線沿線の会社に就職したはいいけれど、まったくその有り難さを享受せぬまま26歳を終えることになる。いよいよ悲しいことに、ぼくはこの大阪生活に馴染み初めていることに気づいてしまった。もちろん東京至上主義ではないのだけれど、学生時代に抱いていた東京へのあこがれは未だに潰えぬまま、むしろそれ以上のスケールでぼくの心を侵食しているのと同時に、朝の御堂筋の爽やかさとか、堀江や茶屋町、北浜あたりの落ち着いた雰囲気も、北新地やなんばのあたりの小さくまとまった雑踏も、不思議と心地よくなって。

まあまあな生活、まあまあな待遇にゆったりした町並み。今日も御堂筋線は大量の人を千里中央に向けて輸送し、阪急電鉄は朝日を緑色のシートに反射し、中津駅のホームは相変わらず狭く、ヨドバシ梅田、グランフロント、ルクアのあたりは人でごった返す。心斎橋からなんばに至るまでの御堂筋や四ツ橋筋は訪日外国人で10時もすぎれば賑やかで、かといって我々社会人に悪影響のある程賑わっているわけでもなく、仕事終わりに心を落ち着かせてくれる程度には喫茶店が充実し、会社周辺には定期的に新しいご飯屋さんが建つので昼休みが楽しみ。

そんなことを考えながら冷めてしまったココアをたまに飲みつつ朝の七時半。今日は何をしようか。この時間からだったら何でもできるよね。

未だにヒートテックを着ることなく

ヒートテックは収納棚の上の方に入っている。冬物は4月頃にダンボールに詰めて手の届かないところに仕舞っておくのが毎年の恒例行事で、それをいつ取り出すかはその年の気温、ぼくの気分、手の届きにくさによって大体決まる。今年は不幸なことにセラミックヒーターが大活躍し、通勤にマウンテンパーカーを選んでしまったため未だにヒートテックを着ることなく今年のクリスマスを迎えようとしている。

仕事はいつもどおり最悪で、何も誇れることはないし、やっぱり毎週月曜が憂鬱で仕方がない。土曜の朝、晴れていたらそれは最高の気分だけど日曜の朝はだめな気分になる。月曜朝は地獄みたいな顔をして通勤電車に乗っている。それはひとまず置いておいて、通勤電車は暑く、駅までの道中は寒い。足して二で割って欲しい。下手にヒートテックを着ていると通勤電車やオフィスで気持ちが悪くなる。

その点、HanesのVネックのTシャツは有能だよな。とりあえず着ておけば下着になるし、外に出しておけばすぐ乾く。着る前にヒーターに晒しておけばホカホカになるし第一軽い。それと丸首のシャツ好き。昔買ったREDKAPのポケットが付いてるシャツ、これを着ていくのも結構便利。出張先に着替えを持っていくのは億劫だから、一枚でも(最低限)様になるシャツをワイシャツの下に着ていけば大丈夫。カーディガンとジャケットで11月まではなんとかなる。

学生時代の友人が一人、未だにヒートテックを着ていないらしい。別に張り合ってるわけじゃないけど、ぼくはまだ着る予定はありません。どうせここまで我慢できたなら、いけるところまでいっちゃいたいじゃないですか。順調にいけばクリスマスは迎えられそうだし、恐らくは年も越せる。そうして数ヶ月我慢すれば春ですよ。

ヒートテックが誕生したのは2003年。もう15年前なんだね。出たばかりの頃は横縞模様が入っていたような。勘違いかな……いや、横縞模様のを買ったのは高校の修学旅行のときだったから…2009年?9年前?ええ……

一年がまた過ぎる

こうして一年がまた過ぎていく。昨年末からは特に何が変わったわけでもなく、強いて言えば春先にひとつ歳を重ねただけ。つまりぼくがこの一年で成し遂げたことのうち、自慢できることといえば、少しだけ死へ向かって歩みを進めたという純然たる事実だけでしょう。生まれてから四半世紀がゆうに経ち、自分の生まれた平成という一つの区切りがやがて終りを迎えるように、ぼくも生物として生きる以上絶対に避けられない死へ365日分近づきました。

そんな小さな人間の小さな心配はよそに世間は時計の針を進め、いつの間にかぼくは厳しい寒さに震えている。何ヶ月も前から、昨年購入したセラミックヒーターが大活躍している。朝方に目を覚まし、毛布と一緒にヒーターをとぼくの身体を包み込むようにして暖気を独り占めする。10分も温風に当たっていれば気分もほぐれ、つま先まで暖かくなる。その暖かみを外気に奪われぬよう急いで靴下を履く。

会社にはもう慣れてしまった。頑張るところとそうでないところが見えてくるので、無理せず日々の業務をなるべく効率的にこなすようにしている。単純作業はいろいろなツールを使い、見積作成や商品の手配もほぼ自動で行えるようになった(もちろん最終チェックは人間が行う)。実際、仕事にかかる時間の多くは承認に至るまでの時間と、先方への移動時間で占められる。承認さえすぐに下りれば週休4日でも仕事はなんとか回りそう。知らんけど。

ここ数ヶ月は特に目的もなく髪を伸ばしている。最後に切ったのは9月の頭なので、もう3ヶ月近く美容院へ行っていない(とは言いながら自宅でバリカンを使ってもみあげや襟足は処理してる)。お蔭で通常5000円近くかかるカット代が0円で済んでいる。最後にカットしてもらったときに調子に乗ってパーマをかけた。幸い今も若干ウネウネは残っている。これをざっくり切ってしまったらまたいつもの真っ直ぐな剛毛に戻るのが少し嫌だ。できればもっと伸ばし続けて、会社を辞めるタイミングで髪を後ろで括れるくらいになっていたいと密かに思っている。絶対似合わないとは知っているけれど、いつかやってみたい髪型ではある。

この前購入した富士フイルムのX-Pro2の写りが、実は以前から愛用していたCanonの6Dよりも写りが好みなことに気づいてしまった。もともと購入金額はそう大して違わないくらいだったと記憶している。ただ6Dはレンズ資産が沢山あるという理由と、人を写すときには肌色が良く見えるという理由もあって未だに売却しようと決心できていない。世間の潮流は一眼レフ機からミラーレス機へと急速に移行し、やがて一眼レフ機は大きくて重い、旧式のカメラとしてハードオフの片隅に積み上げられる日が来るのかもしれない(バケベンのように?)。

ino-null.hatenablog.com

そんな日が来ても、きっとぼくはなんだかんだ理由をつけて6Dを手放さないだろう。最初に買ったレンズ交換式のカメラで、彼とはいろいろなところへ行ってきた。初めて単焦点レンズを装着してファインダーを覗きこんだとき、そして撮影した写真をパソコンで目にしたときの感動が今でも思い出せる。ただ背景がボケただけじゃなかった。あのときはぼくが世界で一番いい写真を撮った気がしていた。懐かしい記憶だ。確か去年の冬頃だった。

音楽について。音楽はもう辞めてしまった。家にピアノが届いた頃は嬉しくて毎日のように練習していたものの、途中で真ん中のミの鍵盤が沈んだまま戻ってこなくなってしまってからは練習欲が急激に減退し、ジャズフェスに出て以来ほとんど触れていない。仕事も以前よりは忙しくなり、さらにカメラという趣味に没頭し出してからは早かった。毎日練習しないと綺麗な音が出せない楽器と、ただ対象物へ向けてシャッターを切るだけでそれなりの画が吐き出されるカメラとでは手軽さが違った。きっとぼくは趣味にかける時間や情熱をおおかた失ってしまったんだなと思った。今もこうしてパソコンのキーボードを叩いて誰に見せるでもない文章をただ無心に書いている。だって練習室取って電車乗ってお金払って楽器を練習するよりずっと楽だもん。つまらない大人になっちゃったな。

旅について。最後に遊びに行ったのは呉と尾道か。確かあれは9月の中旬だったかな。旅ってお金かかるよね。あれからもうどこへも行っていない。仕事ではもちろんあちこちへ行った。南は大分、北は岩手まで。でもあくまでも仕事で行ったまでで、一日のスケジュールの大半は商談や現場の視察に費やされている。自由時間はそう多くない。ぼくは街を適当に歩いて、雰囲気の良い店を外から覗き込んで入るか否かを考えたり、本来降りるべき駅のひとつ手前で下車して歩いたり、そういう気ままなことがしたいんだ。仕事でそんなことをしたらクビだよね。悲しいけど。ぼくはもうしばらく旅へは行くことはないと思う。少し疲れちゃった。

来年のぼくはどこにいて何をしているんだろう。何を考えているんだろう。早くも年末のような文章を書いているけれど、実はまだ今月に入って一週間しか経っていない。時間の流れは早くて遅い。周りがどんどん変わっていくなか、何も変わらずにぼんやりと日々を生き抜いている自分がいる。中身はなにも変わっていない。外見は少しずつ老いていき、昨年より確実に疲れている顔の自分が鏡の向こうに立っている。