大阪生活

大阪生活の記録

IYH記念カキコ

久しぶりのIYHです。何とは言いませんがIHYしました。お察しください。

osakajazzlife.hatenablog.com

最近金使いすぎちゃう?とは思ってますが、ある程度貯蓄はしております。今回の決断は入社当時からの500円玉貯金をすべて使った結果実質タダで購入したものなので、見かけの口座残高に変化はありません。ご安心ください。ご安心ください……

さてどうして5台目のカメラを買うに至ったのか。

初代GRで写真の難しさを学び、6Dで交換式レンズの基本を学び、SLとSweetでフィルムの歓びを学びました。今回は写真を撮るという行為の原点に立ち返り、当初GRを購入する際に重視していた「機動性」と「写りの良さ」、そして「撮る楽しさ」を追求した結果、X-Pro2というカメラを購入するに至りました。6Dで28-70mm、70-200mmを持ち出すほどではないけれど、ズームレンズを使いたいようなとき、つまり旅行用のカメラとして今回のX-Pro2は使用したいと思います。お金をもらって撮るときには最高の画質のフルサイズを、買い物や通勤にはGRを、今後ずっと記念に残しておきたいような場面ではSLを使おうかと。

もともと購入しようと思っていたのはLeicaのM6かM10でした。M6はまぁ20万出せばそれなりのものが手に入るし、M10も130万くらいだけど分割購入すれば実質タダだし、それこそ孫の代まで使える資産になる。ただ若干高い上にズームレンズが(純正では)無いとか、そもそもAF(オートフォーカス)機能が無いのですべて手動で合わせないといけないだとか、最短撮影距離が最短とは言えないくらいの距離だったりする。実用的かと言われれば首を横に振らざるを得ないような……とにかくLeicaは趣味のカメラだよね。

M型のLeicaに惹かれていた理由として挙げたいのが「レンジファインダー機である」という点。レンジファインダーは今まで使ったことがないんだ。周りに持っている人も居なかった。レンジファインダー機ってのはもうLeicaEPSONのR−D1xくらいしかマトモに流通してないのでは?Leicaは高いしEPSONは古いし……

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正直言って、今回のX-Pro2はレンジファインダー機ではないです。無いですけど、同じような雰囲気を味わえる。それだけでもう十分です。それにミラーレス機なので装着できるレンズの種類が一気に増えた、これでもういいです。本来富士フイルムのカメラには富士フイルムのレンズしか装着できないんですが、他社製のレンズとカメラ本体の間にアダプターを介せば使えるようになるんです。今使ってるEOS6Dより多くのレンズ、フィルム時代のレンズもたくさん楽しめるんです。純正のレンズを買えば10万するところ、少し昔の海外のレンズを3万で買って使える、これってお買い得じゃないですか?()

それに、写真を撮るのにいちばん大切なのって画素数でもレンズの性能でもなく、どこへでも気軽に持ち運べるサイズ/重量なのと、持ち出したくなるようなデザインかどうかだと思うんです。確かに6Dはいい写真が撮れる。でもGRと比べると何倍も重いので、持ち出す頻度は減るんですよ。圧倒的に減るんです。見た目も6DよりGRがかわいいよね。知らんけど。

そう考えるとX-Pro2は最高のデザインですよ。クラシカルで適度な重さで、首から下げてもサマになる。もともとこのカメラに興味を持ったのって、去年の夏に出張先で出会った方がこの一つ前のモデル、X-Pro1を持ってたからなんです(後に彼とは江古田で再開することになります)。当時GRを持って浮かれていた僕は富士フイルムの移りの良さにビビりました。そのときからずっと心の片隅に引っかかっていて。苦節1年、ようやくたどり着きましたよ。見ててください伊坂さん。ぼくはこのカメラで最強になります。