大阪生活

大阪生活の記録

XPro2を手放した

昨年11月に満を持して購入したXpro2をついに手放した。フジのカメラのフィルムシュミレーションは確かに上等だったし、レンジファインダーカメラのような形も、適度な重さや感触も、非常に完成度の高いカメラだと今でも思う。でも6Dと比べたとき、写りの自然さやシャッターを切ったときの感触はどうしても前者に軍配が上がってしまう。車を買ったことで持ち運ぶときの物理的な問題はほぼ無くなったので、ついに手放すことを決意しました。

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この記事を書いたときのことは今でも鮮明に思い出せる。手元に届いたときの感動も、電子ビューファインダーの便利さも衝撃的だった。あれからいろいろなレンズを試してみた。Takumarの35mm、50mm、そして神レンズと言われるXF35mm f/1.4。結局神レンズをつけっぱなしにしていて、23mmは数えるほどしか使わなかった。けれどこのカメラとは尾道の路地裏、松山の路上、山口の駅前、いろいろなところに持ち出して夜遅くまで一緒に歩いた。

XPro2を使うことで単焦点レンズの魅力を再認識できたように思う。ありがとうXPro2、君と過ごした日々は本当に楽しかった。どうか次の持ち主にも素晴らしい体験を提供してくれますように。