大阪生活

大阪生活の記録

梅干しの瓶

ここ一年くらい、所謂「お釣り貯金」に取り組んでいる。流行りに敏感な若者なので、基本はモバイルSUICAかキャッシュカードで買い物をしている反面、飲食店ではまだまだ現金しか使えないところも多々あり。そんなときでも会計はだいたい千円以内に収まるので、返ってきたお釣りを机の上の梅干しの瓶へ保管することにしている。これがなかなか楽しくて、ATMに入れてみるまで何円溜まっていたか分からない(自分で数えるのは諦めている)んですよ。

今やお釣り貯金は合計5万円近い金額にまで膨れ上がっている。一旦自分の口座へ預けた小銭はすぐにお札に姿を変えて引き出され、再び瓶の中へ戻される。この作業を計3回繰り返し、今では5人の福沢諭吉が瓶の中から僕を恨めしげに見つめてくる。仕事で披露しまくっているときでも、何をしようか何を買おうか考えていると少しだけ楽になれる気がする。