大阪生活

大阪生活の記録

車に乗って(4)

いくつめかの地元である浜松自動車学校を卒業してから満4年が経ち、ある程度自由に車を運転することができるようになった。最近遠くまで行く機会が多く、道中いろいろなことを考える時間がある。今日は松本隆の誕生日だったため、FM岡山では寺尾聰の「ルビーの指環」や太田裕美の「木綿のハンカチーフ」や松田聖子の「Sweet Memories」、それにランカ・リーの「星間飛行」まで流れてきた。はっぴいえんどの「風をあつめて」もかかったような気がする。

星間飛行を聞いたのは数年ぶりだった。イントロ聞いた瞬間に全てが懐かしかったし、頭では次の歌詞が浮かばないのに口ではちゃんと歌えたのが面白かった。あの曲は根岸君から借りたCDに入ってたし、森田君の持ち曲(?)だったから体に染み付いてるんだよね。歌ってすごいね。

営業車の中では「今仕事辞めたら周りの人はどんな反応するのかな」とか、「今日神戸に帰ったらどこの喫茶店行こうかな」とか、「中学の同窓会に誘われたらどうしようかな」とか、恥ずかしくなるほど何も考えていないけれど、オフィスで仕事をしているより遥かに開放的で、特に瀬戸内海を渡る橋(明石海峡大橋、瀬戸大橋、しまなみ海道)を渡るのが本当に気持ちよくて。埼玉に住んでいた頃は海と縁がなくて、岐阜に住んでいたころも同じく海無し県の住民で、海に飢えていたんだと思う。だから呉や尾道、神戸や横浜といった海と密接に関わっている街に惹かれるんだろう。いずれにせよ移動中には生産的なことは一切考えず、ラジオに耳を傾けながら過ごしている。

そう言えばBMを買ってから一年が経った。あんまり速度は出せてないけどちゃんと運転できてるよ。エンジン音がデカいのと燃費が悪い意外は特に後悔してない。せっかく格好いい車なのにラーメン屋とかTSUTAYAとかしか連れてってあげられなくてごめんねって思ってる。たまに深夜のコンビニでコーヒー飲んだりするけど、あれはいいもんだね。

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尾道で見かけたクロネコヤマトの宅急便。いつも感謝してます。

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営業車はアクアかプリウス。これは小倉行ったときのかな。

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なんでこの色買ったのか未だにわからん。

R-D1を使ってみて

運良く譲ってもらうことができたR-D1。13年前に発売されたカメラだが、幸いバッテリーの流通は生きていたため購入と同時に中華製の新品を二本入手した。基本はライカMマウントのレンズを使うことになるが、懐事情を考慮しVoigtlanderやSerenar、ロシアンレンズにアダプタを噛ませたものをメインに使っていく予定。

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発色がフィルム的で楽しい

何度でも言うが、撮っていて楽しいカメラだ。暗いところには弱く、ズームレンズも使えないため本腰を入れて撮影したいときには不向きだが、散歩やコンビニへ買い物に行くときには必ず肩から下げているし、サブカメラとして末永く使っていきたい一台になった。

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今のカメラとはちょっと違う写真が撮れる気がする

手元にあるレンズは35mm一本(Color Skopar f/2.5)だが、次買うとしたら28mmか50mm。いや、まずは35mm相当の28mmかな。ちょっと気になっているTTartisanのレンズにするか、それともVoigtlanderにするか、将又古いレンズを使うか。金銭的に制限があるからこそ吟味するのがどうしようもなく楽しいんだろうな。

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小さいレンズなのにちゃんと解像してるね

R-D1は日が沈んだら使えない。まるでフィルムカメラと同じ感覚で使えるカメラだと思った。でも人の目で見える景色やモノ、家族や友人を撮るのには申し分ないでしょ。それに一枚撮影するたびに巻き上げないといけないからそう多く撮れるもんじゃないし。幸いにして搭載されているAEモードに頼るのもいいけど、明るさと写真の出来上がりをイメージして予めSSと絞りを調整し、カメラを構えてから微調整するのが楽しくて楽しくて。A4までなら引き伸ばしても何ら不満に感じる点は見られないし、とっても満足させてくれるカメラです。

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モノクロだって楽しいんです

手元には6D、R-D1。GRは紛失してしまったので、使えるカメラはこの2台になってしまった。ライカもフジも手放したが、結局求めていた撮影スタイルはR-D1で十分間に合うようだ。非常に綺麗な個体を譲ってもらったので、末永く使っていきたいが。果たして。。

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ほら、R-D1が欲しくなってきただろう?

news.mapcamera.com

やってみたいこと(1)

  • スパイス棚を作る

カレーのスパイスを買い集めていたらいつの間にか20本を超えていた。彼らを統一性のある容器に保存して、できれば手の届きやすい場所へ並べたい。

今は深緑色のスーパーカブ君だが、以前見かけたクリーム色+茶色の車体が頭から離れず。ググったところスプレーや関連器具は数万円で揃うらしい。梅雨が明けたら腰を据えて数日間で仕上げたいが、果たして。

  • 海外営業に挑戦する

TOEICが800点を超えたので、日系企業の海外営業に挑戦したい。現職のように会社の金で日本全国移動できる幸せは大きいが、もっと遠くへ行ってみたいという欲求はどうしても抑えられない。というか人の金で飛行機に乗りたい。

  • クッソデカイ会社で働く

数万人規模の会社に入って、持てる技術と知識をフル活用して仕事したい。具体的には各種インフラ施設の新設や更新に関わりたい。現在は火力発電所しか経験がないので、水力や原子力、風力にも挑戦したい。バイオマス発電以外で頑張りたい。

  • クッソ小さい会社で働く

インターンしていた広告代理店は社員数が10人以下だったため、上下関係が現職ほど厳しくなく学生でも自由に仕事が進められた。海外資本の小さい会社に入って東日本とか西日本とか雑に決められた範囲内で好きに仕事したい。

  • 中古の庭付きの家を買ってリノベする

郊外に中古の一軒家を買って、ガレージとスタジオのある家にしたい。ガレージではバイクや車を弄ったり、雑な工作で謎ガジェットを作りたい。図面は読めるが全く書けないので勉強しながら作業したい。庭の一部は畑にして、ネギとかシソとかハーブを植えたい。鶏も飼ってみたいが朝が五月蝿そうなので検討中。

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アロー22はメーカー勤務の諸兄にオススメのバックパックです

特に難なくヘルメット類と作業服(上)、各種書類とPCを詰め込むことに成功した。これはメーカー勤務の諸兄へ強くオススメできるバックパックだと自信を持って言える。防塵防滴仕様のため製鉄所でも浄水場でも砕石場でも建設現場でも気にせず取り回せるし、背負っても小さく両手が自由になるのでプラント内の傾斜の急な階段や狭い通路も自由に行き来できる。急な出張にも手荷物を増やさず対応できるメリットは大きい。

逆に最近は学生も使わなくなったので(イメージは別として)、気持ち的にも以前より使いやすくなったんじゃないかと思う。確かにこのバックパックは人気出るわ。。。

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黄色いロゴじゃないのを買った。

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地味に助かるフック。鍵を吊るしておく。

個人的にバックパックには背負いやすさ(=重たい資料や測定機器を運んでも疲れない)を求めていて、次いで防水性(現場では傘なんて差せないので)、収納量(=ヘルメットを収納できるかがポイント)と続く。カリマーのバックパックは一気室だったため収納に若干の難があったことと、物を入れると容易に変形するのが嫌だった。アロー22は現状問題なさそうなので、しばらく使ってみることにする。

彼が来た

ギリ若手なのでたまに採用イベントに駆り出される。とは言え関西の学校を出たわけじゃないから、社内で開催されている説明会が中心になる。

一年くらい前の説明会で、理系学部に身を置きながら文系就職したいと話す人がいた。聞くと確かに直接生産技術に関わるような学部ではないものの、彼はものづくりへの熱い思いを語ってくれた。弊社のいいところはインフラやものづくりに様々な形で貢献できる点と、仕事がそこまで大変ではないので趣味を突き詰めることができる点、悪いことはあまり多くのお金が貰えるわけではない点だと伝えた。

もしそれでも興味があるのなら受けてみてもいいと思います、と話した。受けてみます!と言ってくれたのが嬉しかった。やがて時間が経ち、何故か僕のもとへ二人目の後輩が配属され、仕事も忙しくなり、説明会のことが頭からすっかり抜け落ちた先日のこと。

後輩達の会話を聞いていると、同期に文系就職した理系学部出身者がいるらしいことに気づいた。後輩を呼び出し、彼の名前と学校名を教えて貰った。間違いなくあのときの彼だった。違ったら怖いのでまだ直接会ってはいないが、もし彼が僕のことを覚えていてくれたら、一度飯でも行ってみたいと思っている。この数日、彼ことばかり考えている。

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ヘルメットの持ち運びについて

メーカーや建築系の方には分かっていただけると思いますが、ヘルメットってデカイんですよね。どうやって持ち運べばいいのか未だにわかりません。僕は未だにカリマーのDelta25にヘルメットと着替えを詰め込んで出社したり出張へ出たりしています。以下のリンクには載っていませんが、黒いのをかれこれ3年くらい愛用しています。夏はワイシャツと合わせて、冬はマウンテンパーカーに合わせて背負っています。会社でも客先でも特に何も言われませんが、流石にちょっとどうなのよと自分でも思っています。

www.karrimor.jp

次の通勤用リュックサックとしてめっちゃ気になっているのはアークテリクスのアロー22ですが、着替えやPCと併せてヘルメットもリュックサックで持ち運びたい人としては若干容積に不安を覚えます。

arcteryx.com

ミステリーランチのリュックサックは昔から使ってみたくて、プライズファイターなんてどうでしょうか。オタクなのでミルスペックモデルに弱いんです。正確にはミルスペックではないかもしれませんが、子供心が抜けきっていないので「NASA」とか「米軍正式採用」とかに謎の憧れを抱くんですよね。28歳なんですが。

www.mysteryranch.jp

サラリーマン御用達のノースフェイスのシャトルデイパックは、もうどうしようもなくシュッとしてるのでオフィスへ行くぶんには十分かと思いますが、あまりにも薄すぎるので全くヘルメットが入る気配はありません。二泊三日以上の出張ではキャリーケースに作業服諸々と一緒に詰め込むのでいいんですが、一泊二日程度の「そこまで荷物が多くない現場」へ行くときが一番悩ましいんです。ワークマンで売っているようないかにもなリュックサックは嫌ですし、かといってヘルメットバッグをそのままの用途で使うのもどうかと思います。カリマーのリュックサックは悪くないんですが、一気室なので荷物すべてが渾然一体となるのでビジネスには向いていないとようやく気づきました。ヘルメットが入って、シュッとしているリュックサックを探しています。

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黒暗森林、読了

前作である「三体」の完成度を余裕で超えてきたな。あれだけ盛り上がった三体はあくまでも序章だったことに気づかされた。さあ、まずはKindleで買え。そして読み終わったらハードカバー版が欲しくなるから現品も買え。

三体Ⅱ 黒暗森林(上)

三体Ⅱ 黒暗森林(上)