大阪生活

大阪生活の記録

「カメラを止めるな」感想(2)

昨日の続き。昨日はビールを飲んだ後見事に意識を失い、今朝9時頃に快適に目覚めました。京都へ行って美味しいカレーとかき氷とマクドダブルチーズバーガーを食べました。お家に帰ってきて今日のビールを飲みながらこれを書いています。

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ぼくがそこまでこの話を楽しめなかったのは先にも述べたとおり期待しすぎていたことが原因だと思います。普通に見る分にはとても面白いです。でもワンカットのシーンが終わったときの衝撃以上のものを、後半のエピソードにも求めてしまったので正直に楽しめなかった気がします。ラストシーンで監督とその娘が向かい合って笑い合うシーンがあるんですが、ここまでノーカットの番組とその制作場面のドタバタを散々描写してるのに、結局父と娘の和解というか、仲直りというか、そういう場面で終えるのはちょっと違うんじゃないかと思いました(あのプロデューサーが部下を連れて飲みに行った場面で終わっていればもう少し満足だったかもしれません)。

しかし個人的に最後は大団円っていうテーマは大好きです。アニメで言えば「アイドルマスター」や「ストライクウィッチーズ」なんてまさにその代表例でしょう。最初はいろいろうまくいかなかった仲間と、様々な試練を乗り越えて最後はなにか大きな壁をみんなの力を合わせて乗り越え、ハッピーエンド。1000年前からの定番「大団円」、わかりやすくて気持ちよくて最高だよね。大団円といえばまず思い出されるのが70年代に公開された名作の「スティング」だったり、綺麗に終わった「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズでしょう。

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邦画で言えば個人的に三谷幸喜の作品はどれもこれもハッピーなので好きです。先に取り上げた「ザ・マジックアワー」もとっても素敵な作品なので見てみてね。彼はもともと舞台の人なのであまりアップを使わないみたいですね。それと大団円という言葉を初めて認識したのは「電車男」なんです。あれは映画も相当良かったですね。ドラマもやってましたっけ。でもぼくは「中野独人」の書いた書籍が一番のお気に入りです。

そう言えばこの「カメラを止めるな」も前半はアップを使わない人がカメラマンで、途中から若い女性に変わった途端アップを多用するようになってだいぶイメージが変わりました。ああいうカメラワークで撮影している人が変わったかそうでないかを判断するのはなかなか面白いと思いました。

さて、現在とてもとても酔っております。今日のビールは随分アルコール度数が高いみたいで、10分かそこらしか飲み始めてから経っていないにも関わらず顔が熱くて、タイピングのミスも連発していて大変です。お酒はたまに飲むのがいいのであって、日常的に飲むのは絶対体に悪いでしょ。もう酒なんて飲みません。

逆に、この映画の良いところを書いてみようと思う。

・前半はホラーテイストで、後半は完全に喜劇。一粒で二度美味しい。

・出演者が新人ばかりなので演者に対する先入観がゼロ。

・同じ場面を繰り返し見られるので、ちゃんと伏線が回収されて気持ちがいい

・上映時間が絶妙

・とにかく面白い

・人に勧めたくなる、SNSで自慢できる

・ネタバレにならない程度のネタバレをしたくなる

・面白い

という感じです。おすすめですよ「カメラを止めるな」。どうせならプライムビデオじゃなくて劇場で見てほしい作品です。ついでにぼくの好きな邦画のリンク貼っておきますね。

人生フルーツ

ぼくのおじさん

鉄道員

filmarks.com

シン・ゴジラ

 

shin-godzilla.jp

ザ・マジックアワー

お時間のある方は是非。