大阪生活

大阪生活の記録

ここのところ寒い日が続いて

おかげであまりパソコンに向き合うことなく、手元の日記に日々のあれこれを書き込むことが増えた。日記帳というより分厚いノートだけれど、A4サイズのノートはパソコンより持ち運びがしやすいのでどこへでも連れていける。誰に見せるでもない自分のためだけの日記は字が汚いし書いてあることも支離滅裂かもしれない。でも日記ってそのくらいが丁度良いと思うんだ。

今日は正午過ぎから灰色の空へ変わってしまった。午前は陽の光が暖かかったのに。けれど晴れている気持ちの良い時間帯に2冊、気になっていた本を読めた。向田邦子の「父の詫び状」、それからキッチンの設計に関する本。いつか自分の家を建てる機会があれば、料理がしたくなるようなキッチンにしたいとぼんやり思った。料理はとりわけ得意なわけではないから、少しでも料理に対する気持ちをアゲられるキッチンだといいよね。

会社の同期が一人抜けるという話を聞いたのはつい先日のこと。ついに大卒総合職から一人がよそへ引き抜かれてしまった。職場は離れていたし、研修中に話すこともなかった彼だけど、自主都合で退職することを知った瞬間はショックを受けた。会社を辞めるということは相当大きな決断であることは間違いないし、現在の職場の環境、待遇その他諸々を転職先のそれと秤にかけて、今の会社を辞める決意をしたんだろう。

自分の人生のこれからと家族の人生のこれからを考える。父親は定年を迎え、ぼくはそろそろ4年目へ突入し、それほど高くない給与もほんの少しだけ来年4月から上がり、おそらく変わらないであろう職場へこれからも通い続ける。技術担当は基本ずっと工場で、我々営業部隊は全国津々浦々を転々とする生活を今後40年強いられる。納得のいく人生になるといいけれど。

最近Kindleが欲しい。Kindleには無限に活字が入るけど小さくて軽いので便利だ。昔は頁を捲る感触が味わえない電子書籍なんて使わないよなんて粋がっていた。けれどあれから身の回りにiPadのようなタブレットが普及し、思っていた以上に自然に読めるように進化してきたのを見て考えを変えた。近いうちにKindleを買うことになると思う。いろいろな書籍の他に漫画、雑誌を詰め込んで出張に持っていこう。新幹線の移動時間、寝る前のちょっとした時間に(手元に本がなくても)好きな本を読めるなんて便利な時代になったね。

f:id:osakajazzlife:20190203141053j:plain

河原町付近 X-Pro2+SuperTakumar 35mm f/3.5