大阪生活

大阪生活の記録

昔の友人と昔の自分と酒を飲む(3)

昔の友人と酒を飲むと、その当時の関係に一瞬で戻るのが面白い。立場が変わっても数年という時間が流れていても、乾杯すれば我々は何歳も若返るよね。

表題、この前学生時代の友人と飲んできた。友人といっても彼は50手前で、親と子ほど年齢は離れているし社会的な立場も違う。たまたま出張で来阪していた彼とは心斎橋で落ち合い、予約していた日本料理屋で乾杯した。彼は院を出てから外資を渡り歩き、30手前で大台に乗ったような技術者だった。知り合った当時は予想だにしなかったけど、蓋を開けてみれば働いている業界や取引先がかなり近くて、あっという間に3時間が経った。

お互いの業界の動向や今後の自動車業界の動き、英語の学習方法や音楽に対する思いをぶつけ合った。彼のタバコを数本貰ったり、日本酒を頼みまくって最高の気分になったり、ぼくのキャリアに対する率直な感想を貰ったりした。話が進むうちに二人とも全く同じ車に乗っていることを知ったり、新しい楽器(バルブトロンボーン)を個人輸入した話をしたり、あの頃とは違う次元で話ができることの嬉しさよ。年齢や立場を超えて趣味の話が出来る人の有り難さを感じた。

さて今年も仕事が始まった。年賀式を終えて会社を抜け出し、府内を西へ東へ行き来している。さらに明日明後日はもっと遠くまで行くことになった。捌かなきゃいけない案件は極力シンプルにして、優先順位に沿って対処していかないといけないんだけどそううまくはいかないのが現実で。ただやるしかないからやるしかないよね。為すべきことを為そうと思います。