大阪生活

大阪生活の記録

現像が上がりました

Leicaとモノクロフィルムで撮る日常写真が上がりました。KodakとIlfordの違いを知りたくて、同じカメラとレンズで撮り比べしてみた。景気よくゴリゴリ課金して最高の解像度で現像をお願いして、返ってきたのが昨晩。年末年始に撮りためた2本から人に見せられるものを抽出してみた。

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1956年製造のレンズを使っています。

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M6は露出計が付いてるのであまり極端な露出ミスが起こることは無い反面、凡庸な画になりがちな印象。何を見せたいのかをしっかり考えないとアカンのはデジタルでもフィルムでも一緒だな。

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光量が確保できれば表現の幅も広がる。このレンズは開放F値が2で、カメラのssは1/1000。ISO感度が触れるデジカメって本当に便利。ここまでがKodakのT-Max(400)です。好みの画だった。

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以降Irford HP5。明るくても暗くても安定したクオリティという印象。年末に行った山梨県山中湖村のペンションかな。蘭とオーディオに溢れた宿だった。

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オーナーのハッセル。めちゃめちゃ楽しくて一目惚れ。20年度中に絶対買います。ベタだけどT*っていいよね。ハッセル使いの先輩諸兄に弟子入りしてイロハを学びたい。

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これは狙った一枚。蓼科の宿から撮った一枚。モノクロは色情報が無いから、構図と明暗ですべてが決まっちゃう。あえてssを速くして周辺光量落ちと合わせていい感じになればいいなあと思ってシャッターを切った。だいたい想像通りの一枚に仕上がって満足。

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フリッパーズ・ギターが流れる車内。総括してIrford HP5は撮っていて楽しいフィルムだった。ただ最近は猫も杓子も値上げで、今後フィルムを続けられるか不安になってきているのが正直なところ。個人輸入して単価を下げるのもいいけど、根本的にデジタルに移行するべきなのかもしれないなと。もうフィルムは金持ちの道楽になってるのかもね。楽しいんだけどな。