大阪生活

大阪生活の記録

今まで寝たことのある場所

▲友人宅

学生時代は横浜(横浜国立大)、八王子(首都大学東京)、つくば(筑波大学)、秋田(秋田大学)など。彼らの家ではアニメを見たり料理をしたり、深夜徘徊したり夜通しTRPGに興じたりした。横浜と八王子は相当な頻度で通っていた気がする。

▲部室

複数のサークル?を掛け持ちしていた上、「ソファ同好会」と呼ばれるくらいソファが沢山ある部室を一つ持っていた。昼寝をしたり映画を見たり、鍋を楽しんだこともあった。寝心地の良いソファでは何回も寝た。楽器もゲームも食べ物も沢山あって幸せな空間だった。

▲カプセルホテル

昔のカプセルホテルは男性専用であり、薄暗く独特の雰囲気があって嫌いじゃない。立地と価格面で非常にありがたい存在であり、また最近はお洒落なカプセルホテルも増えてきており、ちょっとした旅行であれば普通に使ってしまう。隣の人の寝息や部屋の狭さに耐えられるのであればベストな選択肢かもしれない。

▲学校の廊下

ゼミ合宿の後、気づいたら廊下で寝ていた。夏だったのでそこまで寒くなかったが、身体は少し痛んだ。

丸亀市の河原

友人とヒッチハイクでたどり着いた香川県丸亀市の「がもううどん」をたらふく食べたのち、持っていたウイスキーを飲んで河原で寝転んだ。日差しは眩しく、皮膚がチリチリと痛んだがとても気持ちの良い時間だった。数時間昼寝していたようで、顔や腕が赤く腫れた。

▲日雇い労働者向けの宿

一泊1500円、本当に古くて薄暗い宿に泊まったことがある。部屋には変な虫がたくさんいて冷房はうるさい割に全く効かない。風呂は10センチくらいしかお湯がなかったが、部屋はそれなりに広く(鍵はかからないが)部屋と廊下を仕切るための扉があってプライベートは確保されていたので良かった。

寝台列車

東京駅からサンライズ瀬戸に乗り込み、徐々に暗くなっていく風景を車窓から眺めた。シャワーを浴びてロビーでスーパードライを飲み、数十分間ぼんやりとした後、岡山で下車するために布団を被った。無事岡山で降りられたのでよかった。他にもニューデリーからアーグラーに行くための寝台列車は凄くて、一番下の段のベッドだと(自分の場所を主張しないと)勝手にインド人が座ってしまう。足と手を広げて「ここは自分のスペースだぞ」と主張し続けなければいけない代わりに、目的地近くで起こしてもらうよう頼めばちゃんと起こしてくれる。

▲高架下

諸事情あって住む場所がなくなったとき、真冬なのに高架下で寝た。コートを着た上から段ボールに潜り込むと風がシャットアウトされるため思ったほど寒くなかったが、5時前に地表から来る冷気で目を覚ました。否応なしに大学の部室棟のシャワーを浴びて命拾いをした。

▲マンションの階段下の窪み

寝る場所を求めて深夜の街を彷徨い、比較的風の当たらない場所が階段下のスペースだった。奥まったところで身体を丸めておけば寝られないこともなかった。高架下よりは安心感があり、また深夜なので人の出入りも少ないことから朝方まで目が覚めることはなかった。冷えて硬くなった身体は、同じく大学のシャワーでなんとかした。

▲公園の茂みの中

季節は秋、警官が見回りに来るので見つかりにくいであろう茂みの中で身体を横たえる。木の根が身体に痛いので下に洋服を一枚敷くと幾分楽になる。外気と直で接するため、寒い季節にはお勧めできない。

▲バーのソファ

赤坂でピアニストをしていた頃、朝四時に店が閉まってから大学までの数時間はよくソファで寝かせてもらっていた。ヤクザみたいな人もいないわけではなかったけれど、基本的に我々には普通に接してくれるので助かった。お酒が飲み放題だったから普通に楽しい仕事だったし、朝の赤坂の空気は変に澄んでいて好き。

▲総括

今では大概どこでも寝られるようになった。