大阪生活

大阪生活の記録

動かなくなったカブを修理する

osakajazzlife.hatenablog.com

カブを購入してから2年半ほど経った。昔はそれこそ毎日のように乗っていたのだが、より快適な車を手に入れたためか、ここ半年ほど使用する機会がめっきり減ってしまった。つい先週、初夏の風を感じたくなりカブに跨ったところ、エンジンが起動しないばかりかニュートラルに入れた状態でもランプが光らない。いろいろと原因は考えたのだが思い当たるフシが多すぎる。自分の持ち物は自分で修理したい派なので、自分の力で復活させることを誓ったのであった。

カブが動かなくなる原因は複数あるらしい。原因はキャブレター(ガソリンと空気の混合比を適切に保つ部分)、もしくは点火プラグと考えた。ランプが点灯しないのは電装系が駄目になったからだろうし、ついでにバッテリーも交換することにした。必要と思われる部品を調達したので以下に記す。

  • 互換性のある「充電済みの」バッテリー
  • キャブレタークリーナー
  • キャブレター純正パッキン関連一式
  • 点火プラグ、プラグレンチ

こちらの部品を楽天市場Amazon、モノタロウで揃えた。さあ修理だ。会社の作業服と尾道で購入したキャップを身に着け、駐輪場へ向かう。

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早速泥除けを外してみる。思ったより中は綺麗だ。キャブレターを綺麗にするにはエアクリーナーボックスを外す必要がある(右上の黒い箱)とメンテの教科書に書いてあった。六角レンチとドライバーを使って外していく。

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念の為エアクリーナーのフィルターを見てみた。あまり汚れていなくて安心した。

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エアクリーナーボックスを外し、いよいよキャブレター分解に進む。色々なホースが繋がれているので一つ一つ外していく。手前の楕円形のスイッチを外すと、キャブレター内に溜まっていたガソリンが排出される。ちゃんと下で受けてあげること。

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調子よく分解していたところ、車体の反対側に回って着々とキャブレター周辺の部品を取り外すときに小さな黒いボックスを破壊してしまった。ビビリつつ一旦作業の手を止め、壊したのが何という部品なのか、個別で購入可能なのかを確認し、前後のホースとともに楽天で取り寄せることにした。製品の納期は3日、少しの間作業の手をストップさせることとなった。以下、追加購入したもの。

  • 謎の黒いボックス(結局名前はわからず)
  • 前後の耐油ホース

手元に製品が届き、前回作業日から4日後。天気が良かったので再びカブと向き合うこととなった。前回バラしているので手順はもう分かっている。景気づけも兼ねて最も簡単そうな作業、バッテリー交換を最初に持ってきた。

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サイドカバーを取り外し、使っていたバッテリーを取り出す。中古で購入したカブだが、入っていたのは台湾ユアサの互換品だった。今回購入したものと全く同じものだったので安心した(純正品はGSユアサのバッテリー)。というか本来は購入前に一旦何が使われているか調べるべきだったと今更気づく(事前にインターネッツで調べた人)。

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上が使用済品。電極付近が劣化しているのが見て取れる。

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取り付いていたのと同じように取付け、キーを入れてONにしてみる。

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ちゃんとランプが点灯した。通電OK!次は点火プラグだ。

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エンジン黒いプラグコードが差し込まれているのでこいつを取り外す。

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中には使用済の点火プラグが控えている。こいつは普通に取り外せないので購入したプラグレンチが生きてくる。ちなみにこいつはメルカリで700円で購入し、出品した日に750円で売れた。流動性のある工具でよかった。

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右が新品。ちょっと汚れてる程度?10000kmくらい走った時点で交換するのがいいらしい。自分のカブは9000km以上走りきってるので、最初から搭載されているものでもそうでないものでも交換してもいい時期だと思う。取り外したのと逆の手順で新品を取付ける。この時点でエンジンをかけようとするも起動せず。いよいよ一番面倒なキャブレターを清掃することとなった。あ、その前に謎の黒いボックスを交換しないと。。

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黒いボックスを交換するために周辺の部品を順々に取り外す。

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見えますでしょうかこの断面、バッチリ折れてるんです。

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同じものであることを確認。というか形一緒だったら大丈夫っしょ!

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耐油ホース、一番安いのがこの色だったんですよ。

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ちょっと目立つけどアクセントになるかな?実際ここはエアが通るだけだから耐油性は必要ないはず。ここはこれでOK。

 

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これがキャブレター。分解して一つ一つキャブレタークリーナーを使って手入れしていく。なお、ホンダ純正のパッキン類はまだ届いていなかったので従来品をそのまま使う作戦へ変更する。内部は全然汚れているように見えなかったけれど丁寧に洗浄。小さい穴が塞がれていたらガソリン/空気の通りが悪くなるので慎重に慎重に。第一に部品を無くさぬよう真剣に取り組んだ。真剣に取り組みすぎて写真は一切ございません。

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ここにキャブレターが取り付きます。洗浄を終え組み上げられたキャブレターを取り付け、起動するもエンジンが異常な回転数に。キャブレターの調整がミスっていたのだと判断し、都度回転数をチェックしつつ組み上げ、最終的には今まで以上に機敏に反応するカブが完成した。

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どうでしょうこの雄姿!!なんとエンジンの回転数を以前より若干上げてみたんです。走行感も各所を清掃したからか坂道でも力強く走ってくれて気持ちが良い。早速こいつで近所のコンビニへ行ってZOOM飲みのためのアルコール類を購入してきましたよ。道中は極めて安定した走行をみせ、完全復活したことを確認。やったぜ!

バイク屋へ行ったら1万円ちょい掛かりそうな修理内容だっただけに、部品代だけで直せてしまったことはかなり大きな自信となった。次回はボアアップか、全体塗装か、エアフィルター周りをスッキリさせる改造か。いずれにせよ積極的に触っていこうと決意した。