大阪生活

大阪生活の記録

昔描いた夢

数日前に内定を頂き今日付で承諾し、晴れて転職先が決まった。入社日は現在協議中だが、今のところは11月の2週目頃の予定。この土日は色々悩んだものの、現職では叶えられないことを叶えられる会社と知って受けたわけで、言ってしまえば人間関係や配属部署は出たとこ勝負。現職と比較してもそれほど待遇は悪くないし、誰に言っても恥ずかしくない仕事内容だからこのチャンスに乗っかろうと思った。

会社のことを調べていくうちに意外な繋がりが見えてきた。高校のクラリネットパートの友人達と(名前は違うのに)実は同じグループ企業だったり、幼馴染の勤めてる会社の創業者が次の会社出身だったり、高校の大先輩がノーベル賞を受賞した研究に大きく関わってたりだとか。中でも一番感動したのは、昔どうしても入館したかった建物を(次の会社に所属していれば)自由に使えてしまうこと。気づいたときには本当に震えた。世界は本当に狭いんだ。

それにずっと昔、高校時代に描いた人生計画からそう遠くないところに立っていることに気づいた。高校を出てから金属材料研究所へ、そして金属系の上場企業に入ってエンジニアリングに生きるという夢。大学は全然違うところに入ったけど、現職を経由して割と理想的なところに着地した気がしている。人生、不可能に思えることでも必死に願い続ければ案外挽回できるのかもしれない。

ただ決してここで終わりじゃなくて、これは友人の佐野との取り決めなんだけど、我々には40歳までに少なくとも1000万を稼ぎ、かつ日々ピアノの腕を磨き、早期退職して海の見える街にジャズバーを開くという人生の目標がある。だからもっと頑張って働いて、もっと楽器を練習するんだ。こんなところで終わるわけにはいかない、ぼくはまだすべきことがたくさんあるんだ。

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いろいろな思い出のあるボルト