大阪生活

大阪生活の記録

レンズを流用する作戦

ご存知の通り、Super TakumarはM42マウントですのでアダプターを介せば大概どのメーカーのカメラにも取り付けることができます。PentaxSLには55mmのTakumarが当初から付いているので、今回はこいつをX-Pro2に装着してみようと思います。

sunset-camera.com

アマゾンを開き、M42→Xマウントのアダプターを購入します。当然Prime会員なので翌日午前中にアダプターが到着します。今あるレンズ資産を流用するだけでなく、数万円で販売されている純正レンズを買わずに済んだので実質プラスです。アダプターにM42マウントの55mmをねじ込んで、更にFujiのXマウントにレンズをねじ込みます。電源を入れるとあら不思議、MFですが55mm(35mm換算83mm)のレンズが誕生しました。

オールドレンズの魅力は先達の方々に嫌というほど挙げられているとは思いますが、

・安い

・特徴のある写り

・小さい

・安い

といった特徴があります。レンズ1本に3万円も使えないよぉ……という方、同じ金額出せばオールドレンズなら6本買えます。HARD OFFのジャンク棚からお目当てのレンズを探し出す作業は最高に無になれるのでお薦めですし、何ならチリやホコリ、カビが生えていてもふんわりとしたボケが生まれるので人によっては楽しめます。

photo-tea.com

Fujiの患者は沢山居るようです。その理由に、Fujiのカメラ(ミラーレス)なら昔のレンズでも大概使えるのが理由だと思います。他社もミラーレス出してるけど結構いい値段するんですよ。

photo.yodobashi.com

今までのレンズ資産を生かすならEOS Rもいい選択肢かと思ったんですがいかんせん高い。買えない値段じゃないけど買ったら絶対6D使わなくなると思って。あと高い。それに性能的には6Dでもう満足してるし。

そんなわけで、気づいたら本日我が家にレンズがもう一本生えるらしいです。Super Takumar 35mm F3.5というレンズ、フード込で5000円。案外お買い得じゃないですか?こいつはSL以外にもX-Pro2でも使えるので実質2500円です。発売されたのは1961年、東京五輪の3年前、そして大阪万博の9年前。なんと今から57年前のレンズです。どんな写りなのか非常に気になりますね。楽しみです。