大阪生活

大阪生活の記録

カメラの今後を考える

確かにカメラは社会人の趣味として最高であることは間違いないんだけど、じゃあ一体どのカメラを持てばいいのかがいよいよ分からなくなってきた。実際には分かっているはずなんだ、でも考えがまとまらない。

・EOS6Dとたくさんのレンズ

・GR2

・PentaxSL

この三台をメインに使っている。一番写りの良いのはEOS6Dで間違いない。けれど携帯性はあまり無いので、そのあたりは間違いなくGR2に軍配が上がる。PentaxSLは趣味。今後ぼくがカメラに期待したいことは、携帯性と画質、ブランド感があればなお良い。

当初はLeicaを真面目に考えていた。100万かかるけど一生使うと考えればそう高い買い物じゃないし、雰囲気は随一。けれど完全マニュアルフォーカスなので電車とか飛行機とか動いている物体にピントを合わせるのは至難の業。そう考えるとLeicaは選択肢から外れる。趣味のカメラ(?)として持つのは良いだろうけどメインでは使えないかな。

じゃあ何をメインにするか。携帯性があって画質が良いカメラ、だいたいミラーレスに落ち着くと思う。SonyにするかCanonNikon、格好いい富士フイルムも欲しい。フランジバックのことを考えるとやっぱりミラーレス良いよね。今使ってる6Dのレンズ資産を生かすためにはSonyCanonのミラーレスだろうけど、個人的に富士フイルムのが気になってる。ただ今使ってるフルサイズよりはどうしてもスペック的に落ちるんだろうな……そこを納得できればいいんだけど。

ちょっとずるい使い方として、GRを単焦点レンズの代わりに持ち歩いて、24-70mm、70-200mmのF2.8通しのレンズを持ち歩くのはどうだろう。普段は標準レンズをカメラに付けて、何かのときには白レンズをくっつけるの。荷物、重くなるだろうな……それに100mmまで寄りたいときにわざわざナナニッパ取り付けるのアホらしいし、200mmだと圧縮効果もそんなに得られないと思う。手軽な70-300mmの軽いのも持ってるから、ナナニッパは売っちゃってもいいかなぁ。悩ましい……

レンズがきれいになった

お金をかければ世の中のことは大概なんとかなるらしい。

バルサム切れによってオールドレンズのようにボヤケた写真が取れることで有名なCanonの28-70mm F/2.8に課金をしたらとってもキレイになった。あの独特の色合いはそのままに、どこまでも透明なレンズはクッキリと物を写してくれる。最高のレンズだよ。

眠れない。

眠れないのはさっき緑茶を飲んだのが原因の一つだと思う。眠れなくなるかな、と少し心配はしたけれど、カフェインいっぱいの緑茶の誘惑には勝てなかった。おかげで普段なら2回くらい寝返りを打っているこんな時間にパソコンに向かって文章を打つ羽目になった。

今日は会社で大層叱られた。今日は期初なので面談があったんだ。目標数値はちゃんとクリアできそうかとか、日頃の行いはどうかとかを上司と話し合うみたい。ぼくは割と調子は良かったので褒められるかなって思ってた(過去上司から褒められたことはない)。そうしたら案の定、ノルマを達成したことにはほぼ触れられずに普段の生活態度や過去の至らなかった点(殊に昨年のノルマ未達)について散々追求された。去年の数字が悪かったとしても今年とはあまり関係ないと思う。

「お前はもうアカン」とか「他の同期はどんどん先に行ってる」とか、「前任者の◯◯と同じくダメだってみんな言ってる」とか散々な言われようだった。誰々がぼくの悪口を言ってるって世界一いらない情報だよな。それをいちいち面と向かって言わないで欲しいし、前任者を引き合いに出すのもあまりよろしくないと思う。まあここで愚痴ってるぼくもカスやねんけど。

去年は数字のことでバチバチに詰められてさ、それが嫌だったから結構頑張ってしっかり数字も出したのに、今年は「やる気がない」とか「俺を感心させろ」って怒るのは少し嫌な気分になった。きっと来年はまた他の言いがかりをつけて怒られるんだろうな。

今日起きた嫌なことは今日中に消化して寝たい。だから今日のことを一旦頭から取り出してスッキリしたい。そのために文章を書いた。文章を書いたら少し楽になった。

カブのエンジンオイルを交換した

なんてことはない、ただお店の人に調整してもらっただけ。

カブを購入したのは確か昨年の夏か秋かで、それから大体一年が経ったことになる。カブではこの一年でだいたい2000km走ったみたい。思い返せば遠くへ行ったことは殆どないけれど、一週間の半分は買い物だったり気晴らしだったりで乗ってた。でも一回だけ早起きして神戸まで行ったことがあった。

5時に目覚ましをかけて、ヒイヒイ言いながら出発したのは6時ちょい前だった。まずは暖機運転してエンジンを温める。近くのコンビニで肉まんを買って、その後はひたすら国道二号線を西へ。季節は冬、日の出の時間はだいぶ遅かった。神戸に近づくごとにだんだんと日が昇ってくる。ようやくたどり着いた神戸港近くにカブを止めて、海を眺める。異人館近くの喫茶店でコーヒーを飲んで、そこから六甲・西宮・夙川を経由して家に帰る。二輪がなかったら絶対にできなかった最高の経験だった。

あれから一年経ったからか、最近どうもカブの調子が良くない。エンジンの掛かりが悪かったり(道の途中で止まる)、走ってる最中にエンジンが物凄い唸り声を上げたりすることもあった。原因は何にせよ、道路の真ん中でエンストするのは心臓に悪い。

重い腰を上げてついに今日エンジンオイルを交換した。家の近くのバイク屋へ行ってカブを預ける。HONDAのツナギを着た男性二名が僕のカブを分厚い鉄板の上に載せて、エンジンオイルを抜いた。下からどんどん排出される真っ黒なエンジンオイル。蓋を締めたら綺麗なエンジンオイルをエンジンの上部からジョウロみたいなので注ぎ込む。

時間にして10分もかからなかった。工賃は1620円。プロに見てもらった安心感をたった1620円で手に入れられる。ありがとう日本、ありがとうHONDA。エンジンを掛けて、帰りの道でいつもより強めにアクセルを回す。エンジン音は確かに普段より静かで、普段ならアクセルを離すと急に速度が落ちるのに今回はほぼ落ちない。

たった1620円、されど1620円。飲み会だと一瞬で使っちゃう金額だけど、適当な場所にお金を投資するとちゃんと生きてくるんだ。スーパーカブの寿命は大体10万キロだという。僕のカブはまだ8000kmも走ってない。あと92000kmは走れる計算になる。日本を何周できるだろう。グーグル先生に聞いてみると、距離的にはユーラシア大陸の西端から東端まで約15000kmなわけなので、少なく見積もっても2往復はできるみたい。

次はどこへ行こうか。

日記

ここは世間に出しても問題ないような無難なことばかり書くようにしている。当初ブログを始めた理由が文章を素早くそこそこの質で打てるようになることだった。ブログを書くのは文章の練習にうってつけだったと今振り返っても思う。ただブログは文章だけじゃなくて写真を挿入したり適当なリンクを挟んだりと、日記のような文章とはかなり趣が異なる。往々にしてそういったブログは華やかになるため、単調な文字だけの日記と比べると満足度が非常に高くなる。どこからでも見られるし他人にも公開できるものだし、何を隠そうブログはアクセス数を可視化することに長けている。自分の文章がどれだけの人達に読まれているかひと目でわかるなんて恐ろしい世界よ。

ただ日記の良いところは肉筆で文を書けるところ、そして時には絵を書き込むこともできるし、何より数十年経ってもモノさえ残っていれば誰にでも見られるというところだと思う。ぼくはどちらかというと自分のためだけに文章を書く方が好きなので、今後はブログに注いでいた勢いを半分以下にして、残りを自分だけしか見られない文章として残していきたいと思う。どれだけ続くかわからない。けれどもともと毎日書こうと思ってなんかいないので案外続くんじゃないかな。知らんけど。

そういえば今手元にレンズが2つある。赤いラインの入ったLレンズが2本。いくらで購入したかなんてもう思い出したくないけどよく映る自慢のレンズだ。こいつらをそろそろ修理に出そうと思っている。丁度大阪にかなり評判の良い修理屋さんがあるので、そこへ今見積をとっている。8万円くらいで修理できると思うので、ちゃちゃっとオーバーホールしてもらってまた写真を撮っていこう。

フィルムカメラは一枚一枚、普通のデジカメよりとにかく丁寧に撮る。そういった感覚をデジイチでも持っていたい。丁寧に一枚一枚撮影する。構図を考えつつそこまでこだわらず、真剣に撮っていこう。

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胃のもたれ

「この腹部の違和感は胃がもたれてることが原因かもしれない」と考えた途端、今まで味わったことのない「胃のもたれ」に苦しむようになりました。数週間前まで40度近い灼熱地獄でのたうち回っていた皆様方はいかがお過ごしでしょうか。私は仕事のストレスとストレスからくる暴飲暴食への衝動を抑えるために金遣いが荒くなっております。

この連休はいろいろあって体が四散しそうなくらい疲れましたが同時に充実感に包まれています。適度に体を動かすのは大切なんですね。水泳に行ってみたいと思っておりますが生憎水泳帽ははるか昔に紛失してしまい、また体脂肪率の極めて低い体なのですぐに水に沈みます。泳ぎを楽しむ才能と体格に恵まれておりません。水泳の話は別にいいんです。

明日からまた日常が始まります。通勤電車に乗ってタイムカードを押して、定時後にチラチラ周りを見回して適当なタイミングで抜け出すいつもの感じです。さっきまで尾道にいたんですが、あそこで古い家を格安で手に入れてリノベーションして、なにかゆっくりと丁寧な仕事をして生きていきたいという思いを新たにしました。最後に一枚、本日撮影したできたてホヤホヤの写真を添付いたします。昔から気になっている「パン屋航路」というお店に興味があるのですが一回も入ったことがありません。ご多忙のところ恐縮ですが、何卒ご確認をお願いいたします。

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現像した写真が返ってきた、そして尾道について

熊本のトイラボで現像した写真が先日返ってきた。50年前のカメラで撮ったとは思えないくらい綺麗に撮れたので自慢します。

前書いたかもしれないけれど、今回はフィルムを2本現像した。カラーとモノクロを1本ずつ。個人的には今までモノクロのほうが好きだった。でも今回返ってきたのを見ると、やっぱりカラーってすごいなぁと感じた。今後はカラー使って同じところで現像しようと思う。

普通にそのへんの店で現像を頼むと30分くらいで返ってくる。36枚で3000円くらい。出来は可もなく不可もなくって感じ。今回頼んだトイラボはさすが専門店、抜群に好みの色だった。

まず最初は京都の下鴨神社近くのバス停で撮った一枚。若干歪んでる気もするけどそれはご愛嬌。フィルムでこんな鮮やかな色って出るんだって驚いた。最近自分の持っているPentaxのSLをLeicaのカメラだと思って撮るようにしてる。そうすると自然とLeicaっぽい絵になる気がするんですよ。実質Leica

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金網と稲の緑がちゃんと判別できる。似た色なのに質感がちゃんと違う。Pentax、いいカメラ作ってますやん。

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好きな団地、下から見上げて撮った一枚。夏の終わり。ここに文字入れたら写真集の表紙になりそうなくらいキマってると勝手に考えている。まあそれまでといえばそれまでですけど。

 

次にモノクロの写真を貼る。

この前広島にフラッと行った時に撮りまくった中から。広島には今も昔も路面電車が走っている。いいよね路面電車って。路面電車は岡山や広島、松山でも見られる。絶妙にレトロな雰囲気のものあるし、最新式っぽいのもある。これはどちらかと言うと最新寄りの路面電車

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この日は照度計を使って撮った。SLには露出計が付いていない。感覚で撮るか、それとも照度計を別で持っておくかの二択しかない。幸いぼくはiPhoneのLuxがあるので存分に活用させてもらった。これは鳩を明るく見せたかったんだ。でも失敗して完全な影になっちゃった。でもこれはこれで……

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みんなだいすきおのみち。山陽本線、広島〜呉間がようやくこの前復活したみたいで本当に良かった。ただ、広島〜尾道間はまだ止まってるみたいで、尾道から広島に行こうとしたら三原まで戻るか新尾道駅まで行って新幹線に乗るしかない。

これは駅近くの踏切で撮った一枚。カラーフィルム入れてればよかった。おばちゃんの乗ってるカブと電車がいい感じに一つの画面に入ってて個人的に満足。もっと写真うまくなりたい。でもこれはいい。尾道はいいぞ。

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尾道といえば猫。あちこちに猫が落ちてる街である尾道。こいつは千光寺近くのベンチの辺りによく居るやつ。前来たときもここにいた。多分次回行くときにも同じところで寝てると思う。毛がふさふさだ。

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駅近くまで下りると店が立ち並ぶ商店街があって、そこの出口から少し駅方面へ行ったところ。小洒落たごはん屋さんの裏には、従業員のものと思しき原付がよく止まってる。この奥にはカブがある。カブといえば、商店街の入ってすぐの辺りに新聞屋さんがあって、そこに7,8台くらいカブが綺麗に並んでるのがとてもいい。カブはいいぞ。

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これは商店街。6時を回れば人気は一気に減って静かになる。自転車に乗った地元住民や酔った旅行者がたまに行き交う。静かな尾道もいいぞ。

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向島へ渡る船に乗り込む。これは翌日朝の写真。しまなみ海道を走る人達が大量に乗船し(7割くらい)、あとは地元住民(2割)と手持ち無沙汰な観光客(1割)という比率。いつか自転車とか原付で尾道走りたいなぁ。

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屋根の上の猫(坂の上の雲

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尾道のことばっかり書いてるな。でも本当に尾道はいいからみんな行くといいよ。