大阪生活

大阪生活の記録

好きだったブロガーのこと

好きだったブロガーがYouTuberになって久しい。極端に更新頻度の落ちたブログへアクセスし、最後の更新から半年近く経ったことに気付かされる。収益も宣伝効果もYouTubeに一歩及ばないのだろうか。

僕は彼の文章と写真が好きだった。フィルムカメラに挑戦したのもライカを手にしたのも多かれ少なかれ彼の影響であることは間違いない。歳が近い彼には勝手に親近感を持っていたし、多忙にも拘らず趣味を続けていたことは本当に素晴らしいと思っている。在学中から一つの場所で文章を書き続け、レイアウトを定期的に更新し、どんどん見やすく検索もしやすいブログへと変わっていく様は見ていて感動したほどだった。

ブログのデザインも写真も一人で手掛けていた彼にとっては動画への参入障壁は低かったに違いない。その証拠に彼の投稿した動画はすぐに10万再生を超え、(一般的なYouTuberの再生回数は知らないが)それなりに有名なんだと思う。動画のクオリティも高く、ひと目見ただけでセンスの良さが伺い知れる。

ただ僕としてはブログも続けて欲しかった。彼の何よりの魅力はその文章だった。余計な装飾が削ぎ落とされ、簡潔で素晴らしい文章だと勝手に思っていた。

ブログはもう時代遅れで、TwitterInstagramのようなSNSが流行してる現状を見ればそれは明らかだ。ただSNSでブログが共有されることは多々あるように、まだブログは死んでいないはず。SNSでフォローしている人のブログには目を通しているし、特にTwitterの治安があまり良くない今、どうかブロガーには今後とも文章を書き続けて欲しい。