大阪生活

大阪生活の記録

変わらないこと

人並みの社会性を身に着け、それ以外は学生時代のままずっと生きていきたい。会社に馴染むためには性格も態度も大きく変える必要があって、それこそ嫌な人とも仕事をしないといけないし、汚れ役を買って出ることも時には必要。これを前向きな変化と表現するか社畜に成り下がったと表現するかは人それぞれだ。学生時代のぼくを知る人から「マジで社畜になってて笑う」って言われたことがあるけど、君こそ他人の選択に文句言う筋合い無くない?

ぼくはどこまでいっても労働者階級であり、今のところ自分の身体を使って金を稼ぐほかない。将来的に自分で事業を立ち上げるとしても、少なくとも向こう5年間は会社員であり続けたいと思っている。その間少しでも良い環境に見を置くためにも、サラリーマンの擬態をするのはかなり有利に働くはずだ。だから周囲の人との接し方や言葉の選び方など周囲に馴染む努力を続けたいし、どんな嫌なことでも仕事であれば進んで引き受けたいし、引き受けるべきだと思っている。

とは言うものの、自分のコアの部分は絶対に変えたくない。金を稼ぐのも大切だけど金より日常生活が大切だとか、音楽や旅行のような趣味に時間を充てること、部屋を清潔に保つことと定期的に友人と会うこと、そういった感覚は忘れないようにしたい。金のために働くんじゃなくて、自分の目標に近づくために会社の看板を借りて働いてる。そういう意識は常に持っておきたいし、何より世界のためになる仕事で食っていきたい。だから現職も次職もお天道様の下を大手を振って歩けるような仕事を選んだし、今後もそうあり続けたい。

自分は社会性を発揮するような交友関係は必要ないと考えていて、自然体でテキトーに接することのできる友人とばかり遊んできた。今振り返ってみるとオタク的な人のほうが長く続いている気がする。彼らはどちらかというと個人行動を好み、集団生活が苦手な地味なタイプ。みんな自分の趣味を持っていて、それぞれが自分の好きなことがを語れるのが楽しい。別にそんな頻繁に合う必要はなくて、都合が付くときにフラッと会えるような間柄なんです。彼らは概ね高校時代か浪人時代の友人達で、みんな男だから最高だ。恐らく彼らはぼくが一文無しになろうが大富豪になろうが変わらず接してくれるだろうし、誰が結婚しても離婚しても関係は何も変わらないはずだ。

ここ数ヶ月、時間が流れる速度がめちゃくちゃに早い。年末にかけて環境が大きく変わることもあり、油断ならない数ヶ月になりそうだ。大学受験で使った化学の重要問題集でも見返してみようかとか、次買うキーボードを選ぶだとか、それ以前に引き継ぎを終えなきゃだとか、正直やることが多い。やることをやって、最後はありがとうございました、と会社を後にしたい。変わるとこは変わって、そうじゃないところは変わらずにいたい。

追記

東京でバンド復活です。ジャズやろうぜ。