大阪生活

大阪生活の記録

プー太郎デビュー

無事プー太郎になりました。仕事をしない平日って最高だね。のんびり起きて紅茶を飲んで、荷物を整理して段ボールに梱包する。飽きたらベランダで煙草を吹かしてゴミ収集車を見たり、雲が流れていくのをぼんやりと眺めるだけで時間が流れる。大して体力を使っていないのでこの時間になっても目が冴えていて、こうやってブログだって更新できる。いかに普段仕事で体力を消耗しているかを痛感するよね。

先日知人からほぼ未使用のNikon F3を頂いた。周辺機器(モータードライブ、レンズ複数本、フラッシュ他)も箱一つ分頂いてしまったので、もう使わない手はないでしょと自分に言い聞かせ、これを機にレンズを複数本買うつもりだ。何故かCanonの純正フラッシュも頂いてしまい、大三元レンズも加わり完全にプロの装備が揃った模様。そういうわけで今ぼくの部屋にはF3の入ったジュラルミンケースと、Canonのプロ機材の入ったジュラルミンケースが転がっている。今まで以上に写真ライフを謳歌せねばならない。

昨日は大阪にいる弟と飯を食った。ぼくと違ってだいぶ目立っていた彼は、ここ数年でますます見た目が仕上がってきた。身長が高いのって羨ましいなと素直に思った。ぷかぷか煙を吐き出して遊んでいた山本珈琲からなんとなく移動し、堀江で買い物をしているときに弟の恋人が突如合流し、ここ数年稀に見るほどの汗をかいた。よくわからないが彼らは楽しそうで良かったし、一月前にぼくと同じ車(BMW X1)を買ったらしく、週末ごとにアウトドアを楽しんでいるそう。後悔のない人生にするのがいいよ、と話をした。

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休日に市内行くのなんて久しぶりだった

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謎の婆さんが徘徊する駅こと京橋

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野田で健康診断を受ける

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やっぱり梅田がNo.1(ここは大阪駅だけど)

あと一日

出社するのもあと一日。

11時から別室に移動し、僕を採用してくれた人事部の人から退職手続きの説明を受けた。思い返せば2015年の8月、最終面接の翌日に彼から内々定の連絡を受けたのは京都駅地下のトイレだったな。最終面接を終えた後は京都へ向かい、友人のアパートで一泊して京都を満喫してから家に帰る予定だった。一泊して京都駅へ移動し、大便器に座った途端に内定の連絡を受けたので、仕方なく大阪まで引き返し内々定の書類に署名・捺印を終えて帰路に着いたのを思い出した。

その時に「おめでとう、ようこそ我が社へ」と握手を交わした人から退職の説明を受けるのは不思議な気分だった。最近は若手がどんどん抜けていくんですよ、と悲しげに口にしていたのが印象的だった。周りを見る限り本社配属された若手は確かに次々と会社を抜けていき、労組関係で仲良くなった先輩や後輩も皆辞めてしまった。同期が一人だけ本社に残っているが、話を聞く限り彼もいろいろ考えているようで、きっと若手がJTCで生き残るのは大変なんだろうな、と人ごとのように思った。

そういえば内定者懇親会に唯一私服で参加した僕を見て「お前が一番最初に辞めそうだな」と笑った先輩がいた。彼とは同じ本社配属だったこともありすぐに仲良くなり、同じ独身寮で学生のような生活を楽しんだ。先日喫煙所で彼と会ったときに会社を辞めることを伝えると、非常に驚いた様子だったが応援してくれたのが嬉しかった。「自分は資格も何もない」と彼は卑下するが、優秀な大学を出て、在学中に留学経験もあり、財務関連の知識と経験が豊富な人が転職で苦労するとは思えないと伝えた。遅かれ早かれ、彼も会社を辞めると確信した。

話は元に戻るが、午後はとあるデカいお客さんの引き継ぎを社内外の関係者を集めて行った。関係者である工場の先輩とは久しぶりに顔を合わせ、会社を辞めること、次の会社のこと、そういった話を立ち話程度だが交わすことができた。厄介な2時間の会議を終え、ルーチンワークを一つ無くすことに成功した。後輩には僕より楽に働いて欲しかったので、先輩としてやるべきことを多少なりともできたのかなと思う。

今日は定時を過ぎた後も会社に残り、書類を正しい場所へ収納したり私物をリュックサックに詰め込んだりした。最終的には机の中を空にし、必要最低限の筆記用具を残して全て処分することができた。旅費精算を終え、社外へは退職する旨のメールを送り、今日届いた注文書をベースに発注処理を行った。本腰入れてやれば案外何とかなるもんだ。

気づけば21時を回っていたので会社を後にし、「世界一暇なラーメン屋」へ向かう。遅い時間なのにめちゃくちゃ並んでいたが、なんとか飯にありつくことができた。今は部屋への階段を登っているところ。さ、これでさっさと風呂に入って寝よう。泣いても笑っても明日が最後だ。

日常を記録する

R-D1を毎日持ち運ぶことは少し難しい。カメラを使うのは出張先や休日のお出かけが殆どで、もっと気軽に持ち出したいなと思った。ここ数週間で撮影した写真を抜粋してここに載せることにした。別になんでもない日常の風景だが、数年後には懐かしい記憶になると思うので。

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朝の光ってなんかいいよね。

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京都河原町付近にて。ウーバーイーツ流行ってるね。

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四国出張かな。新居浜へ行く途中だった気がする。

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高松の瓦町周辺で出会った黒猫。ISO400限度のカメラは厳しい。

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岡山方面へ向かう車窓から。後輩に運転させてぼくは写真を撮る。

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神戸元町付近。ここからM&Mまで徒歩数分なんだ。

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神戸のIKEAへ行ったときのこと。ポートライナーには初乗車だった。

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オレンジ色のフライパンが人参の頭に似てた。

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バンドメンバーと新大阪のコメダで。

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キレイになった新大阪のホーム。大阪もだいぶ変わったな。

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あっという間に秋がやってきた。

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寝られそうな草むら。寝ないけど。

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15年以上お世話になった電子ピアノを捨てた。

Konica Hexanon 28mm f/2.8を買いました

また買い物しちゃったというご報告です。元町のM&Mへ向かう途中、いつもどおりカツミ堂を覗いたらHexanon28mmが置いてあるじゃない。28mmはHexanonかM-Rokkorか、少し昔の日本製のを選ぼうと思っていただけに腰を抜かすところだった。こんなところで出会うとはまさに運命。すぐにショーケースから取り出してもらい、たまたま持っていたR-D1に装着し数枚撮影する。曇りは無く、状態もまあまあの美品であることを確認した。

一旦頭を冷やすためにとりあえずM&Mへ向かい、コーヒーを頼んだがさっきのHexanonが頭から離れない。居ても立っても居られず、ついにオーナーに断りを入れて店を飛び出し、カツミ堂へ駆け込んで買ってしまった。オーナーと常連客に拍手で迎えられつつIYHした報告です。

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はい格好いい。オレンジの数字が映えるね。値段はここまでくると実質タダです。

転職活動を振り返る

一年半くらい前に転職することを決意したが、スキルと経験が圧倒的に不足していた。このままじゃすぐに買い叩かれると感じたため、2019年度はTOEICの勉強と営業を頑張った。TOEICで点を取るための勉強をしたので、足切りに引っ掛からない程度の点数は取れた。営業成績も幸い大幅達成と言える結果に落ち着いた。そうしてこの4月からは満を持して転職活動に臨んだ。

最初の二ヶ月は現職が忙しすぎて全く面接を受けられなかった。中国の道路が封鎖されて工場に資材を運び入れることができずに生産がストップしたり、工場長が夜逃げして全てがおしまいになりかけたが、必死の努力で調達先を探し、客先に頭を下げ続け、恐らくは事なきを得た。6月に入るとコロナもある程度落ち着き、採用活動が再開されたのでまずは受けたい会社を受けた(コンサルとかGAFAとかカメラとか)が、想定通り全て書類や面接で祈られたので方向転換することにした。

自分が入れそうな会社(=現在の仕事が活かせそうな会社)を調べ、その中から今よりよさそうな会社を複数ピックアップした。内定が出たら即座に現職を辞めていい会社しか受けなかったので、面接も非常にやりやすかったし嘘偽りなく受け答えができたのが気持ちよかった。最終的に現職よりよさそうな会社に決まったが、同時に受けていた会社(総合商社、外資メーカー、資源系)に行っても楽しかったかもしれない。

総合商社に決まってたらめっちゃ稼げてただろうな。外資メーカーに行ってたら神戸に住んでたんだろうなとか、資源系だったらリグに寝泊まりしたりするのかなとか考えると選択肢を切り捨てたようで嫌になるけど、よくぞこのチャンスを掴み取ったと自分を褒めてやろうと思う。昔から働きたかった業界で、比較的働きやすそうな部署で、でも営業先はアジア太平洋地域全般で、どう考えても最高以外のなにものでもないじゃない。正直この先どうなるか分からないけれど、どこか高いくて見たことないところから垂れ下がる一本の糸をよじ登っている途中だと信じたい。

ようやくある種のコンプレックスを克服できた気がする。別に重工業じゃなくても資源系じゃなくても、中央省庁に行かなくてもいいじゃない。自分が誇りを持てる仕事ができて、海外に会社の金で行けて、自分の関わった製品が世界中で使われているなんてこれ以上の幸せはないんじゃないの。自分が納得できる人生であればきっとそれが正解で、周りに流されずに好きなことを続けられる生き方を続けていきたいね。現職で学んだいろいろなことを次の会社では生かして、ちゃんと胸張って生きてくね。

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引越しの準備をする

日曜日に日通の人が訪問見積をしてくれた。原付はトラックで運べるが車は船で運ぶらしい。引越し直前と直後に車が無いのは不便だが、引越費用は全額会社持ちなので贅沢は言っていられないし、新幹線に乗れるのはとても嬉しいので全然OKだ。荷物はそれほど多くないが、繊細な楽器をいくつも運ばないといけないのが気にかかる。この際車の後ろに色々積んで持っていってもらおうかな。

本当は東京に住みたかったんだけど、勤務地との兼ね合いで東京は難しかった。東京が無理なら次に川越に住もうかめちゃくちゃ検討した。ただ会社まで結構遠くて電車だと1時間くらいかかっちゃう。車だともう少し早いとはいえ……会社の近くに安くて広い社宅があることを考えたら、もう社宅一択。というわけで次は社宅住まいです。社宅に興味ある方は是非いらして下さい。

なんもわからん

わからんから自分のペースに持っていきますね。そうしないと振り回されるだけなので、ここが踏ん張りどころだと思います。とにかく今やらないともう時間がないのでちゃんと終わらせますよ、何故なら1日は24時間あるので。