大阪生活

大阪生活の記録

通勤の風景(5)

奇妙なほど静かな春が終わり、ここ大阪にも梅雨の季節がやってきた。先月末に長く続いた緊急事態宣言が解除され、弊社のように今日から通常運転に戻った会社も多いだろう。

最寄駅までのバスは先月末と同程度だが、駅で電車を待つ人の数が(一箇所あたり)7.8人まで増えていた。以前は多くても3.4人だったのに。車内に学生の姿は見られないが、乗り込んだ段階で吊革の占有率は8割を超えているように思える(吊革が目の前にあっても実際に使う人はかなり少ないことに気付いた)。

昼過ぎ、府内の某所へ出かけるために電車に乗り込んだ。中学生か高校生を数多く見かけるのは、午前中で学校が終わったからかもしれない。府内数カ所のお客さんを訪問し、どこも通常通りに稼働していることを確認する。特に現場系はコロナ渦でもリモートの導入は為されなかったところも多かった模様。

さて帰ろうと最寄駅から電車に乗り込む。以前より少し遅い19時台の電車のため、単純に比較はできないがかなり早い段階で座先は埋まり、始発駅から出発するまでに「密」が多数形成されていた。就活中と思しきスーツの女性、疲れ切った顔のサラリーマンを多数観測した。停車する度に次々と乗り込んでくる仕事帰りのサラリーマン。通勤時より吊革の占有率は高いかもしれない。

継続的に観察していた通勤の風景だが、ようやく以前と同様の状態に戻ったように感じた。弊社では在宅勤務は完全に形骸化する見通し(出勤率を落としたければ出張に行けばいいじゃない)である。流石JTCだと思った。

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平和だった頃の写真。また行きたいね。